Solarisのブートについて

1台目のハードディスクへWindowsXPをインストールし、2台目のハードディスクへSolaris8をインストールすると、Solarisのブートローダーでは1台目のSolarisしかブートできません。WindowsXPのブートセレクターでは2台目以降の Solarisはブートできません。2台目以降のハードディスクにインストールしたSolarisをWindowsXPのブートセレクターでブートできるようにします。


1.BootpartでSolaris起動ファイルを作成

WindowsXP上でBootpartを使いと、SolarisパーティションのPBRのディスクイメージがC:ドライブ上に作成され、WindowsXPのブートセレクターでSolarisをブートできます。

 

WindowsXPのコマンドプロンプトで、bootpart 3 LBA solaris.pbr Solaris8と入力すると、SolarisのPBRがC:ドライブ上に作成され、WindowsXPのブートメニューにSolaris8と表示されます。

 

実際やってみるとWindowsXPのブートセレクターのメニューに表示されるオペレーティングシステムの名前の前に矢印?が出て変更できません。多分、2台目のハードディスクの意味だと思われます。起動には全く問題ありません。
この方法は簡単なので、WindowsXPのブートメニューさえ気にならないならばお勧めです。

 

DOSのfdiskやLinuxのfdiskでSolarisのパーティションのアクティブフラグを立てておきます。尚、アクティブフラグはハードディスクごとに設定できるのでWindwsXPがブートできるように1台目のハードディスクのアクティブフラグを立て、そしてSolarisがブートできるように2台目のハードディスクのアクティブフラグも立てておきます。

2.ddコマンドでSolaris起動ファイルを作成

この方法は、 高安延匡さんのWebサイトに記されている方法です。

Solaris上でもよいですが、私はLinux上からddコマンドでSolarisパーティションのPBRのディスクイメージをC:ドライブ上に作成しました。

 

#mount -t msdos /dev/hda1 /mnt
#dd if=/dev/hdb1 of=/mnt/solaris.pbr bs=512 count=1
#cd /
#umount /mnt

 

次にバイナリィエディタ(私は定番バイナリエディタStirlingを使いました)でsolaris.pbrを見ると、

 

 

この EB 04 50 32 2E 30  を  B2 81 90 90 90 90  へ変更します。

 

修正したPBRのファイルをWindowsXPのブートセレクターで読むことにより、2台目以降のハードディスクのSolarisをブートできます。

 

尚、Solarisパーティションのアクティブフラグも立てておきます。今回はバイナリィエディタで修正するため多少の作業を伴いますが、WindowsXPのブートメニューも意図した通りになります。
Solaris8でできましたし、Solaris9やSolaris10でもできました。