最近は、ベッドに横たわり乍ら、気楽にRaspberryとFiioのDAC、B&Wの小型スピーカーで音楽を聴くことが多いです。

ハイレゾルーションの音楽データは、イギリスのPresto MusicやアメリカのHDtracksより購入し、ダウンロードした音楽データはNASに格納してあります。データなのでたまに他のHDDにバックアップを取っています。
Presto Music https://www.prestomusic.com/
HDtracks https://www.hdtracks.com/
音楽会社の営業方針により曲によってはCDがアメリカでは販売されているのに日本では販売されておらず、日本でのダウンロード販売もしていないことがあります。そのような場合には「VPN」(Virtual Private Network 仮想プライベートネットワーク)を利用します。
VPNは、テレワークで自宅や出張先などの社外から社内のサーバーにアクセスしたり、中国などアクセス制限や検閲がある国で仕事をしたり、フリーWi-Fiやお店のWi-Fiなどのセキュリティが弱い回線を利用したりするのに用いられていますが、今回のようにVPNサーバーが設置されたアメリカ国内からアクセスしているように見せることもできます。
インターネットブラウザーChromeの右上のメニュー「︙」から、「拡張機能」→「拡張機能で管理」→「無料VPN」をONにします。
そして、Chromeの上部のメニュー「□」から、「拡張機能」→「無料VPN」をクリックする→「1VPN」で「アメリカ西部」でONとし、HDtracksにログオンすると、アメリカ国内からの接続となります。
事前にShipitoなどでアメリカ国内の住所表示を得て、HDtracksに住所登録しておきます。
このようにすれば、アメリカ国内での購入と見なされ、国による購入制限などを回避することができます。ダウンロードでの購入なのでアメリカ国内の住所はどこでも大丈夫です。
- VPNとは「Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)」の略称で、インターネット上における通信データを暗号化し、IPアドレスを隠すことで、オンラインデータを第三者から保護するサービスです。通常のインターネット回線を利用しながら、VPN接続を確立することで、安全でプライベートな通信環境が提供されます。
- VPN接続とは、クライアント(スマートフォンやパソコンなど)とVPNサーバーとの間に、安全で暗号化された「仮想的な専用線(トンネル)」を構築する方法で、これにより物理的な専用回線が不要になります。
- VPN接続が確立されると、お使いのデバイスのIPアドレスがVPNサーバーのものに置き換わります。外部からは、あなたのオンライン活動は、実際の場所ではなく、VPNサーバーから発信されているように見えます。お使いのデバイスとVPNサーバー間で送信されるすべてのデータは、この暗号化されたトンネルを通過します。VPN接続により、ウェブを閲覧する際に、インターネット上でのプライバシー保護が強化されます。
- 無料VPN(Virtual Private Network)とは、無料で利用できる仮想専用線サービスです。インターネット上で専用の通信経路を作り、データを暗号化して許可された人のみ送信・受信できる仕組みです。
無料VPNは通信の安全性や情報漏洩のリスクに注意が必要であり、有料VPNに比べてセキュリティレベルが低いことには注意が必要です。 - 私は、クレジットカードでの決済ではなく、安全のためMaster Cardのプリペイドカードで決済しています。
Raspberry Pi2には音楽プレーヤプログラムVolumioをインストールしてあります。Raspberry Pi上にある信号ピンのコネクターであるGPIO(General Purpose Input/Output)にネットワークプレーヤーボードHiFiBerry社のDigi+Proが取り付けてあります。
HiFiBerryのDigi+Proなどのオーディオボードは、HiFiBerry社に発注すると1週間から10日くらいでスイスから日本に届きます。また、HiFiBerry社にメールなどで納期やテクニカルな質問など問い合わせると回答は早くレスポンスはとても良かったです。
Raspberry Pi2とHiFiBerry Digi

HiFiBerry Digi+Pro
Raspberry Pi https://www.raspberrypi.com/
Volumio https://volumio.com/get-started/
HiFiBerry https://www.hifiberry.com/
NASやUSBの音楽データはHiFiBerry Digi+Proから、同軸ケーブルでFiio社のFIO-K9AKM-Bへ送られ、または光ケーブルでFOSTEX社のHP-A8MK2へ送られ、それらの内臓DACでDA変換され、アナログの音楽信号がアンプで増幅されB&WのCM-1スピーカーから音楽が奏でられます。
このオーディオシステムの操作は、iPhoneのアプリVolumioを使ったり、WindowsのブラウザーChromeにRaspberry Pi2のプライベートipアドレスを入力し(http://192.168.XXX.XXX/)、ショートカットとして登録しておき、Chromeを使ったりして、楽曲の選択、再生や停止など行います。
PCの操作画面


iPhoneの操作画面

Androidの操作画面

FiiO(フィーオ)社のFIO-K9AKM-Bは、旭化成エレクトロニクス(AKM)製のオーディオ向けDACチップのフラッグシップシステム「AK4191EQ+AK4499EX」搭載しています。HiFiBerry社のDigi+Proとは同軸ケーブルで接続していて、ゼンハイザーやオーディオテクニカのヘッドフォンをつなぎヘッドフォンアンプとしても使うこともありますが、通常はDACとして使用しています。

FOSTEX社のHP-A8MK2は、D/Aコンバーター&ヘッドホンアンプ高音質32bit-DAC(旭化成エレクトロニクスAK4490)とオールディスクリート回路によるヘッドホンアンプです。HiFiBerry社のDigi+Proとは光ケーブルで接続していて、ヘッドフォンアンプとしても使えますが、通常はDACとして使用しています。
HP-A8MK2は、低位相雑音高精度クリスタル(水晶発振器)や大容量トロイダル電源トランスを採用して、マスタークロックは内蔵クロックと外部クロックの切換が可能(S/PDIF のみ)など、日本製で信頼性が高くとても良い製品です。

Windows PCは同軸ケーブルでLuxman DA-200と接続してあり、Windowsで再生されたデジタル音楽データはLuxman DA-200でアナログ音楽データにDA変換され、アナログ音楽データはアンプへ送られ音楽再生となります。
Windows PCには、Wavelabがインストルーしてあります。Steinberg Media Technologies GmbH(ドイツのスタインバーグ社)が開発した、プロフェッショナル向けのオーディオ編集、マスタリングツールで、国内ではヤマハが販売しています。音楽スタジオや放送局や研究機関で使われプロに定評があるプログラムです。
Wavelab https://www.steinberg.net/ja/wavelab/
行方洋一(なめかた よういち)さんは、元東芝音楽工業(後の東芝EMI)の伝説のレコーディング・エンジニアで、坂本九さん「見上げてごらん夜の星を」、欧陽菲菲さん「雨の御堂筋」、ドリフターズ「ドリフのズンドコ節」、太田裕美さん「木綿のハンカチーフ」など、誰もが知っている数多くの日本のポップスや歌謡曲からTV「サザエさん」のテーマ曲まで幅広い録音を行いました。
ドイツRME社の製品は、音楽制作現場で数多く使用されていて、その講演会が昔あり、講演会の後で行方さんとお話しさせて頂いた際に、このソフトウエアWavelabのデモを見せてくれながら、Wavelabについて丁寧に教えて頂きました。(当時未発売のMacバージョンをお使いでした) このWaveLabを使う時、やさしく話されていた、有り日の行方さんを思い出します。


またMac Miniは光ケーブルでLuxman社のDA-200と接続してあり、Macで再生された音楽デジタルデータはLuxman社のDA-200でDA変換され、音楽アナログデータはアンプへ送られ音楽再生となります。
Mac Miniには、Presonus社のStudio Oneがインストールされています。音楽制作においてトラッキングからミキシング、マスタリングから配信まで行う、プロフェッショナル用プログラムです。数多くのミュージシャン、プロデューサー、エンジニア達がこのDAWを使っています。
Studio One https://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/

LapTopには、Audirvana Originがインストールしてあります。PCやNASの音楽データをPCで再生するとiTunesよりきれいに聴こえます。また画面右下の出力装置選択スイッチでUPnP(Universal Plug and Play )を選ぶと、Wi-Fi経由でRaspberryから再生ができます。





2025年8月27日 追記
Raspberry Pi2をDAコンバーターLUXMAN DA-200にUSB接続をしました。

LUXMAN DA-200は、2010年12月に発売され、音質に定評のあるバーブラウン製PCM1792Aを使用し、上級機種ゆずりの内蔵プリアンプ回路を活かした、USB D/Aコンバーターです。発売開始からかなり時間が経ったオーディオ機器です。
デジタル入力は、16bit、20bit、24bitの量子化ビット数と32kHz~192kHzのサンプリング周波数に対応し、USBでは16bit、24bitの量子化ビット数、96kHzまでに対応しています。
DSD再生には対応していません。
Raspberry Pi2のUSB端子からLUXMAN DA-200のUSB入力端子にUSBケーブルで接続し、NASのDSDファイルを再生できるようにします。
2020年頃にDSD形式の音楽ファイルがオーディオ界隈で流行し、FlacやWaveの音楽ファイルと間違えて一度DSDファイルを購入してしまいましたが、Denonネットプレイヤーでは再生できずそのままになっていました。
今回、予備のRaspberry Pi2に、ついでに未使用のHiFiberryのDAコンバーターボード DAC+ Lightを取り付け、そしてVolumeioでDSDの設定を行い、Luxman DA-200を用いDSDファイルの再生をできるようにしました。
Volumioの設定で、一般再生オプションのオーディオ出力で、出力デバイスには、「USB D/A CONVERTER DA-200」を選びます。


一般再生オプションのDSD再生モードは、「DSDダイレクト」と「DSD over PCM (DoP)」がありますが、「DSDダイレクト」を選びます。

これで、D/AコンバーターがDSDに対応していれば、DSDファイルが再生されます。
LUXMAN DA-200はDSDには対応していないので、Volumioの設定では「DSDダイレクト」の設定ですが、VolumeioでDSD over PCM (DoP)でLuxman DA-200に入力され、音楽が再生されます。
- 「DoP」(DSD over PCM)は、高音質とされるDSD音源を、従来のPCM信号のフレーム内に埋め込んで転送する技術です。この技術により、本来PCM転送経路(USBやSPDIFなど)でDSD信号を送ることが可能になり、DSDネイティブ対応ではない機器でもDSD信号を取り扱えるようになるため、普及が進んだようです。
- DSDネイティブ(DSDダイレクト)とは、DSDデータをPCM変換せずに、DSDフォーマットのままダイレクトに転送、再生する方式です。DSDの性能を最も引き出せる理想的な方法です。
今回、LUXMAN DA-200がDSD未対応のため、DSDダイレクトではなく、DSD over PCMでの再生でしたが、LUXMAN 社の上級プリアンプと同じ回路を用いたDA-200で聴くと、D/Aコンバーター回路やDAチップの違いなどデジタル部分は余り大きな問題ではなく、アナログ回路がどのくらい丁寧な設計されているかが大事であることが改めて分かりました。
LUXMAN社のオーディオ機器に共通するLUXトーンは、暖かく深みがある素晴らしい音です。
